勝つことと、負けないこと その意識とマネジメント力の差異を考える | 考える道具を考える

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The instrument which I think

北京五輪。
日本が金メダルをいくつ取ることができるか?

マスコミ的には少し景気の良い予測が受けているようですが、
私は、10個いけばいいと思っていますね。

スポーツは勝負事なので、勝つか負けるかはっきりします。
勝つためには、出場選手の能力と気力がある‥という前提が必要ですが、
同時にもっと大切なのは、「勝つためのマネジメント」が重要だということですね。

日本選手にはこのマネジメント力が不足しているように思えてなりません。
これは選手だけの責任ではなく、チームとしての組織力、役割分担力が徹底されていないからだといえるでしょう。

勝つためのマネジメント力とは何か?
それは、負けないストーリィを実現するための戦術の力だといえるかもしれませんね。

昨日の柔道の谷選手の準決勝は、まさにこのマネジメント力の差だと考えられます。
実力的には圧倒的に谷選手のほうが上という「現状認識」を持ち、
「戦わずして勝つ」戦術に徹底した外国人選手の作戦が勝ったということでしょうか?
勿論結果は紙一重ですが、一か八かの負けない戦術が、大会を制覇するためのマネジメントといえる
思います。(現実的に、この選手は決勝で快勝しています。高いレベルの実力があるのに、谷選手とはまともに戦わなかった!)

それに対して、日本の陣営は、こういう戦い方をしてくると予測して、それに対する準備をすることより、正々堂々戦うことに依然として美学を持っていると思えてならないのですね。
そして、それでいいのだ! とするのであれば、勝敗に拘る必要はないわけです。

目的に対する結果の捉え方は、日本人に共通する価値観なのかもしれませんね。
何が何でも勝つ!という意識の差、そのために構築する敵の戦術を読むという情報戦に、まだ日本人はなれていないのです。

でも、頑張れ! 日本選手!