別冊宝島Study 「思考のプロに学ぶ!考える極意」を読む | 考える道具を考える

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別冊宝島Study 「思考のプロに学ぶ!考える極意」(2008年7月刊)を読んだ。

考える極意!‥‥こういうタイトルが掛かっていると、どうしても購入しておきたくなってしまうのですね。神田昌典氏とトニー・ブサン氏の対談が巻頭を飾っているし、地頭の細谷功氏、コンサルタントの質問力の野口吉昭氏、ロジカルシンキングの斉藤顕一氏、おまけに大前研一さんまで‥‥と、今をときめく「思考界」の人気の作家、研究者が集まっている。

さながら、思考の博物館?

私がざっとひと読みして面白かったのは、実は、落語家の三遊亭楽太郎さんの「ロジカルシンキングで笑わせる」と題する文章でした。

   ‥その人の実力は、情報の仕入れ量と
    それを引き出す訓練で培われる

という内容。

   ‥落語家は、お客さんに
    「言葉」から「絵」を想像させます。
    でもその絵になる全てを説明はしません。
    お客さんが自分で絵を描くことができるから面白いんです!

考える事を研究している人より、
実務家や噺家などの言葉のほうが「思考界」を分かりやすく説明するというのも皮肉なことではありますが、考える極意とは、考えるプロセスは公開しないということにあるのではないかと思いましたね。

   ‥本当に考えることと、
    考える気分になることとは違う。
    考え抜くという姿勢には、
    考える道具を越えるイマジネーションがある!

これが私の感想でした。

ありがとうございました。