人材という言葉は、いつ頃から使われ始めたのだろうと、ふと思うことがあります。
人材は、人在と人財があり、場合によっては人罪にもなる‥‥ある経営者の方と話ていて、うまいこと言うなと感心したのですが、それにしても、私の小さい頃には、こんな言葉はなかったように記憶しています。
ところで広辞苑では、人材とは、「才知ある人物。役に立つ人物。人才。」と定義しています。語源は、「人の才能」人才ということになるようです。
‥‥
ここで問題なのは、「役に立つ」という一文でしょうか?
これは一体、何?
何に役立つのか、誰にとって役立つのか、いつ役立つのか‥‥といった落とし込みをしていくと、意味が変幻しますね。
企業にとっての人材は、企業の価値を高め、企業の業績に貢献し、部下を育成し、株価を上げるのに寄与する人物‥となるのでしょう。
しかし、企業の求める価値と個人が求める価値が今日のようにどんどん広がっていく時代に、企業にとって役に立つ人だけを人材と言っていいのかどうか‥その辺りは、分かりませんね。
私は、新人の教育を実施しているときに、様々なタイプの「人材」がいることに気がついています。それを「うさぎさんタイプ」と「カメさんタイプ」に分けて評価するようにしています。企業はスピードを重視するあまり、カメさんタイプを切り捨てる傾向があるようです。
企業にとっては、この両者のタイプとも必要なのだろうなとも思っていますが、どこが違うのかといえば、それは結果を残すまでの歩みの違いといえます。当り前ですが、即戦力になりそうな人物と、時間をかけて育成するタイプがありますが、最後の結果は、どちらが優位かはわかりません。
但し、どちらのタイプであるかは別として、他人に対する「気配り、気遣い」ができる人物であるかどうか‥が基本になければなりませんね。
‥‥人材の才は、気配り力にあり。
と思うことしばしばですが、いかがでしょうか?
本日も多くの新しい人材と勉強会の一日です。