
平城遷都1300年記念「国宝 薬師寺展」は今年の3月25日に開催され、5月20日で入場者50万人を突破したそうです。(6月8日まで)
それにしても、
いつから日本人は、こんなに日本の仏教美術に関心を持つようになったのでしょう?
確かに話題満載。事前のPRが行き届いていたのは事実ですね。
薬師三尊像といえば、誰でもが一度は拝んだ経験がある。
中央の薬師様の左右に、日光菩薩、月光菩薩の立位像があり、
その完成度は世界的な評価を得ています。
そして、今回の展示会は、中央の薬師観音を奈良に残したまま、
日光、月光菩薩だけが光背をはずして登場しているわけですね。
1300年の時を経て、初めて後姿を現した菩薩像の曲線美は、
確かに一見の価値ありといえます。
(実は私も3回ほど足を運んでいます 苦笑)
只、その後姿の印象は、「想像より豊満」ということでしょうか?
(写真は特別展のホームページより拝借、(C)飛鳥園です)
‥‥
ところで、入場者50万人突破‥‥ということで、
本当に実感することですが、とても混雑しています。
恐らく、平日でも、10時半を過ぎると入場制限されて、入口で長蛇の列になって待たされます。
そして、よくよく観察してみると、
待っている人の大半は、シニア以上の方々です。
間違っても、アキバ系のオタクや、渋谷センター街の若者達ではないのです。
そして、この傾向は、本展示会だけでなく、上野の森にある美術館では、
どこでもほぼ同じような現象を起しているのですね。
街に溢れ出すシニアの行き先は、これから何処に向かうのでしょうか?
マーケターであれば、これは真剣に考えなければならないトレンドといえるでしょう。