プレゼンテーションのコツ‥事実に基づいて述べる | 考える道具を考える

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私の友人に、コミュニケーションに関するコンサルタントがいる。
彼は、スマート・ダイアローグという方法を伝道している。

彼と話をしていて、
ビジネスにおけるプレゼンテーションのコツが理解できた。

ビジネスのシーンでは、
様々な場面で、プレゼンテーションをする機会が多い。
自社の商品やサービスを紹介したり、
新しいシステムやソフトウェアを紹介する場面では、
特に、プレゼンテーションの能力が問われる。

しかし、私がプレゼンテーションを受ける立場から見ると、
その多くは、独りよがり! と思えることが多いのに辟易することを経験する。

何故か?

それは、自分のことを伝えることにばかり必死になって、
相手の利益に言及することが少ないからですね。

プレゼンのコツは、相手の問題解決をサポートすることに集中することが大切ですが、
そのためには、相手を知ることが重要です。
相手のビジネスの何を問題解決するのか、そこが曖昧では説得はできないでしょうね。

そこで、私の友人が提唱しているプレゼンのコツを一つ紹介しましょう。

‥‥

彼は、「話し」をするコツは、

    STATE

という文字の中に隠されていると言います。

この単語は、状態や状況を示す名詞ですが、
この一文字ずつの意味は、

   S Share 事実を持って相手と共有する
   T Tell 事実から生まれたストーリィを話す
   A Ask 相手の心情を把握するために「質問」する
   T Talk 仮説として話す
   E Encourage 促す、勧める

STATEを文章で活用する場合は、

   state a preference

などのように「希望を述べる」というように使われますね。

そして、何よりも重要なのは、

   事実をもって相手と問題を共有すること

つまり、問題意識を共有することができれば、プレゼンテーションは成功するということですね。
プレゼンは、何を紹介するかではなく、相手との「意識の共有」に力点を置くことだと理解したわけです。


‥‥えっ? そんなこと、当り前? そうでしたか‥。