脳は「忘れるようにできている」 築山節先生「脳と気持ちの整理術」を読んで | 考える道具を考える

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築山節最新刊

築山節先生の最新刊「脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める」(NHK出版生活人新書 2008年4月刊)は、「フリーズする脳」「脳が冴える15の習慣」に続く著者三冊目の新書だ。

今度の著書は、脳の機能強化を目指す視点が重視されていて、思考の整理術、記憶力強化やアイデア発想の勘どころ、さらには対人関係における自分の気持ちのもって行き方などについて書かれています。

特に私が関心を持ったのは、

   脳は「忘れるようにできている」

という一言。

様々な問題解決を試みる時、人は、過去に自分が蓄積した情報を記憶の中から出力しようと努力しますね。経験やノウハウを活用しようとする行為には、そうした記憶の呼び覚ましの機能を活用して、問題解決をはかろうとする無意識の働きが伴っているようです。

しかし、単に本を読んでいるだけでは、脳の記憶に情報がインプットされることはないのだ! と築山先生は言います。つまり、

   記憶は入力ではなく、出力をベースとして考えるべし

資料や他人の言葉などに触発された情報は、読んだり聞いたりしながら脳にインプットされますが、それを、一度書き出したり話したりすることによってアウトプットすることが重要で、その行為が脳への情報の再入力を促進し、記憶に格納されるというメカニズムのことを指摘しているのですね。

何故なら、脳は「忘れるようにできている」からなのだそうです。


‥‥

書評や感想などについてブログに書き留めておくこと。それは記憶への再入力作業と一致しているのかも知れませんね。自分が見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと‥‥等など、ブログに書き留めておくことは、とても良い事だと改めて思った次第です。

‥‥‥ブログって、結構、役に立つメディアなのかもしれませんね。