マインドマップで計画を立案する うすぼんやり‥の言葉達を呼び起こす作業の謎 | 考える道具を考える

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The instrument which I think

相変わらずマインドマップを活用している。

4月は年度の初めなので、毎年、今年一年の計画の方向性を確認するのに、
マインドマップを広げる。今年もまだ何も書きこまれていないマップを見ている。

計画を作るのに、
手元には何の資料も用意しない。それが私の流儀だ。
PCをONにして、マインドマネージャーの新しい用紙(?)を広げ、
何もない状態で書き進めていく。

脳の中にきっと沈殿しているであろう「言葉達」が、
一本の刺激線を伝わって出てくるまで、
じっと待つ。
‥‥これが私の計画書づくりの方法なのだが。

一年間を通じて、数限りない資料を読む。
本を読む。人の話を聴く。映像を見る。美術館に行く。芝居を観る‥‥
資料では気になった箇所にマーカーでラインを引き、
さらに大事にしたい言葉は、PCのメモ帳に書き写す。
芝居の感想、美術館の印象などもメモ張に書く。
その数は、かなりの枚数になっている。


‥‥でも、私は、それらのメモ帳を読み返すことはない。
  書き写した段階で、ファイルボックスにしまいこんでしまう。

そして一年が過ぎ、メモ帳に書いたという記憶が蘇ってくるまで、
パソコンの画面に広げられたマインドマップの枝を凝視し、
言葉が出てくるまで待つ。

出てこない言葉は、私の言葉ではなく、
計画を作るという刺激を受けて登場してくる言葉だけを大切にする。

一日、一つの言葉も出てこないこともある。
雪崩を打って言葉が溢れてくることもある。
一つの言葉が次ぎの枝を作り、またその言葉が次ぎの枝を作っていくこともある。

‥‥そして、今年、まだ一つの言葉も出て来ない。
  いつまで、待っていればいいのだろうか?

  じっと待っているのです。