先日のTV番組「カンブリア宮殿」(村上龍さんと小池栄子さんがキャスター)に
日清食品の二代目社長、安藤 宏基さんが登場していました。
その中で最も興味深かったキーワードが、
「打倒!カップヌードル」という言葉でしたね。
創業50年。
今やコンビニでもスーパーでも、
カップヌードルの姿を見ない売場がないように、
その強靭な基盤を築きあげた日清食品という会社。
創業者 安藤百福さんが、事業に失敗して挑んだ開発。
一年間没頭して作り上げたカップ麺の境地を、
次の世代に引き継ごうという狙いもある
自己否定の原理に共感しましたね。
これが、トップブランドを形成した企業の
最も根本的なアンチテーゼの設定の仕方なのかと思ったのでした。
‥‥
このテーゼ、アンチテーゼ、ジンテーゼという弁証法的志向性‥‥
これを組織として表現したのが、
次のブランドを作り出すためのブランドマネージャー制度。
社内での激烈な競争の中から、新しいブランドを模索する制度でもありますね。
ハンバーガー、インスタント食品、スナック菓子‥
高カロリーで低ビタミンのジャンクフードは、
現代の生活習慣病の原因と言われています。
しかし、これらのジャンクフードを好んで食べる最初の世代である私は、
今になっても、時々、懐かしくなって食べることがあります。
それは、きっと、安藤社長のこんな言葉に、反復する嗜好性の秘訣があったのではないかと思います。
‥‥美味し過ぎては飽きられる。
うーむ。この微妙な匙加減に、乗せられているのかも知れませんね。
でも、いいさ。