携帯電話でテレビを見る‥‥
ワンセグと呼ばれる新しい携帯型テレビが、
静かに普及している。
IT用語辞典によると、ワンセグとは、
地上デジタル放送で行なわれる携帯電話などの移動体向けの放送。2006年4月1日放送開始。もともと技術的呼称として1セグメント放送と呼ばれていたが、地上デジタル放送推進協会によって2005年9月にワンセグという名称が決定された。
ふーん、そうなんだ。(そんなこと、皆とっくの昔に知っているよ、という声が聞こえる)
‥‥
先日、日曜日だというのに、仕事の打ち合わせをしていた。
夜の8時が近くなって、議論もそろそろ終わりにしようかという雰囲気の中で、
ある男性二人が、「小休止しよう!」と言って、
いきなり携帯電話を出した。
いろいろ連絡するのかと思った瞬間、
二人は、正にワンセグで「篤姫」を視聴しはじめたのでした。
私は「篤姫」は番組的にも好きなので、
少し遠くから眺めようとしましたが、
二人の頭が邪魔をして見ることができませんでした。
‥‥
移動中にテレビを見る。
自動車に搭載されたテレビを見ることはあっても、
その電波の悪さに「何のために自動車の中にテレビがなければいけないのか分からない」
と思っていた私は、ワンセグの映像の素晴らしさに驚いた。
実は、私がもっと驚いたのは、
これだけメディアが多様化している時代に、
固定のテレビ番組に夢中になるという行為そのものの方だったのです。
時間をズラせば、BSでだって同じ番組を放映しているだろうに、
そして、その人たちがBSを見れない環境にいるとは思えなかったのに、
この日曜夜8時というライブ感覚にこだわっていることに、
何か新鮮な驚きを感じてしまったのでした。
この心理は何だろう?