文学賞メッタ斬り‥書評や評判で書籍を買う確率について考える | 考える道具を考える

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文学賞メッタ斬り2004年、小説好きの方々には思わず手に取らずにはいられなかった「文学賞の批評本」が登場して話題になりましたね。

それが、この「文学賞メッタ斬り!」(PARCO出版)でした。

豊崎由美さんと大森望さんという1961年生まれの二人の奇才が、
とことん文学賞の意味と役割? について、
まぁ、一言でいえば文学賞選考委員に「ナンクセ」をつけまくっているのです。

その後「メッタ斬り リターンズ」という続編まで登場しましたが、
芥川賞と直木賞という二つの大きな「文学界への登竜門」の現状と
問題点を、選考委員にフォーカスして抽出している点がユニークで、
痛快でもありました。(何で村上春樹が受賞できないのか? などなど)

‥‥

ところで、ブログを書いていて、他の方々のブログを拝見させていただいていると、
やはり、書評関連の日記がとても多いのに気づきます。

そういう私も、自分のブログに、
自分の好きな書籍の紹介や感想などを書く比率は結構高いのに驚きます。


出版物の購入の仕方を考えて見ると、
今でも書店での購入比率がダントツにトップのようですが、
アマゾンやネットでの購入比率は、全体の20%に近づいているといわれています。

また、どんな書籍が話題になっているか、その評判については、
かつては新聞書評や週刊誌、専門誌の書評欄というのが有力でしたが、
今とても気になるのが「ブログでの誰でもが勝手に書いている書評」情報です。

私は、他の方が、出版物を取り上げて書いているブログについては、
比較的熱心に読んでしまうタチで、
また、その書いている内容とは別に、
一人の人間に、一冊の本が、どんな影響を与えているか‥
関心を持ってしまうのですね。

そして、そのままアマゾンに注文してしまう癖ができてしまったように思います。

書評を専門にする書評家や作家、批評家の専門的な評価とは別に、
読者そのものの「書評そのものの評価を期待しない書評たち」の声の大きさに、
自然に反応してしまっているということでしょうか?

あなたは、他のブログの書評情報で本を買ってしまった経験はありますか?