トヨタ プリウスが実現する究極の利便性 価値の源泉を考える | 考える道具を考える

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トヨタの最高級車プリウスは、ほとんどコンピュータの塊ですね。

その機能には、利用者のニーズにとことん応えていこうとする「利用者価値の創造」を実現していますね。車という機能を越えた空間が提供されています。

プリウスコールセンターという機能がありますね。
車のナビゲーションのモニターにワンタッチするだけでプリウス利用者専用のコールセンターに繋がる機能があります。

今日、出張にいかなければならないとき、そこにアクセスすると切符の予約をしてくれる。来客者用にホテルの手配もすれば、事故の時にはすばやく音声が流れてきて、救急車の手配まで心配してくれるのだそうだ。

実にきめ細かい顧客サービスを実現しているのですが、まさに、秘書つきの動くオフィスと言ってもいいかもしれませんね。

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顧客の価値はどのように決まるのか?

自動車という技術的な機能によって、その差異性が決定的になる時代は確かにもう終わっています。快適性、利便性、燃費などによる競争も終わっている。今は、個人の個別なニーズに対応できるサービスの質で差別性が競われることになるわけですね。

個の価値観は多様ではありますが、自分が何かをしたいと思った時に、個別のニーズに対応できるサービスの提供が新しい価値を生むということでしょうか?
とはいえ、最終的には、この特別仕様のコールセンター秘書サービスは、人間の手によって成立しているところが、大切なのではないかと思うのですね。

しゃべる車、コミュニケーションする車の登場というわけですね。
そういえば、最近の家の中も、家電機器から浴槽トイレまで、何故か喋る機器が多いのに驚かされます。
音声認識技術の発達によって、声による機器と人間とのコミュニケーションが発達すると、あらゆる家の中のものと「話」をする機会が増えるのかもしれませんね。

‥‥そろそろ、会社に出かける時間です! 柱時計が私に語りかけています。さあ、仕事仕事!