NHK大河ドラマ「篤姫」に期待‥‥個の自律を女性の視点から描く | 考える道具を考える

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今年のNHK大河ドラマは宮尾登美子さん原作の「篤姫」ですね。

既に薩摩編の二話が放映され、ドラマのトーンが見えてきました。

宮尾さんの原作ですから、当然女性が主人公。
歴史小説の定番である戦国、幕末の二つの時代のうち、
幕末の激変の時代を、女性の眼から見たものですね。

主演の宮崎あおいさんの新鮮な魅力もいいですね。
同時に、ミュージカル界から、
涼風真世さん、山口祐一郎さん、高橋由美子さんらが登場します。
キャストは豪華絢爛‥これはNHK大河の強みでしょうか?

歴史をどう見るか? これは過去の文献に忠実に再現されているかどうか、
その解析の真意が重要なのではありませんね。

篤姫の49年間の生涯を、同時代感覚で辿るのも、歴史の楽しみではありますが、
政治的駆け引きの背後に、
国の変革の舞台には登場しなかった様々な人間の努力の姿を見ること、
その時の庶民の生活は、どのようなものだったのかを知ること‥。

今回のドラマは、宮尾さんによって、初めて歴史の表舞台に登場した「篤姫」の視線から、
幕末のドラマを見てみるという意図に同調して楽しみたいと思います。