今日はビジネスのお話。
ベストプラクティスという言葉があります。
Best Practice つまり、最善なる実践と訳されますが、
要は、企業や人間の行動の中で、
最も優れた業務プロセスや実践を研究し、
自社や自分の戦略に活かそうという考え方、ですね。
ベストプラクティスを活用して、
自らが世界のベストプラクティスになっているのが、
ジャック・ウェルチさんが立て直したGEといわれています。
このキーワードは、
場合によっては、パクリとかモノマネとかとも言われますが、
大切なことは、他社や他人がやっていることの本質を考察しないで、
行動そのものを真似てもうまくはいかないということでもあります。
へぇー、凄いね、と思わず唸ってしまうプラクティスは、
それが自分で実践できる範囲のものかどうかを判断することが、
この手法の最も大切な部分でもあるわけです。
総合力で優れた企業や人物‥というものは、
実はそんなにあるはずはないので、
経営のシステム、人事や教育、商品開発力、PRなどの様々な分野において、
それぞれに優れた企業の分析が必要ですが、
同時にそれが自社や自分たちで実現可能なものかどうかを
判断するということでもあるわけですね。
そして、できなければ、
別の新しい方法を創造していけばいい。
しかし、ベストプラクティスの研究がベースにあるかどうかが、
新しいものを創造する基礎なのだということも事実でしょう。
‥‥
こんな分析の仕事をつづけていると、
実は、それぞれの企業には、ベストプラクティスを生み出す人物がいることがわかってきます。誰が、この新しい事業を創造したのかに辿り着くと、新しい考え方や仕事の仕組みの背景が明らかになってきます。
そしてそうした人物に共通しているのは、
豊かな教養と、多様な分野への興味・関心。
その上での一つの分野への徹底した深堀り、
ということでしょうか?
興味の範囲を広げよう。
まだまだ知らない世界はいっぱいあるぞ!
‥‥これが最近の私の実感です。