
最近友人と話していて、言葉が出てこないことがよくある。
親しい人の名前が出てこない。
いつもの乗り換え駅を、何気なく乗り過ごしてしまった。
こんなことが頻発する時、
人は「ボケ」の第一歩を踏んだことになるそうです。
怖いですね。
第三北品川病院の築山 節先生の
「フリーズする脳」(NHK出版 2005年11月初版)は、
膨大なボケ症状の臨床結果から、
固まっていく脳、フリーズする脳の怖さを警告している。
特に私が興味深いと思った記述は、
こんな部分でした。
「私たちは何をしなくなっているのか」という章です。
その一部を引用します。(ちょっと長いかもしれませんが‥)
‥‥たとえば、相手の話をただ聞くのではなく、
理解しながら聞くということをしなくなっている。
分かりやすい例にすると、学校で授業を聞いているとき、
先生の話をちゃんと理解しながら聞き、
ポイントとなる言葉を覚えようとしているときと、
何となく聞いているときとでは、
同じ「聞く」ということでも、脳の使い方は全然違ってきます。
はっきりと言えば、後者のような場合には、
高次脳機能と呼ばれるような脳の機能はほとんど使っていません。
‥‥また、相手の話に対して、臨機応変に自分の考えをまとめ、
記憶や言葉を組み立てて返答するということ
(それをするためには、相手の思考や感情を読み、
一方では自分の感情も抑えていかなければならないという
高度で多面的な脳の働きが求められます)
‥‥日頃マニュアル的な対応や
ほとんど単語レベルの対応に終始していたり
時間を置いて返答すればいいメールなどに頼りすぎていたりすると
その訓練の機会を失っていることがあります。
‥‥
そういうことです。
これが脳がフリーズしている状態ということらしいのです。
思考停止。まあ、いいか!
これは、時々はいいのだそうです。
話を流してしまうこともストレス対策には大切。
しかし、しっかり考える時は、とことん‥‥
これが脳のメリハリとなるのでしょうね。
でも、怖いですね。