
剣道を観戦するのが好きだ。
11月3日は、剣道の日本一を決定する「第55回全日本剣道選手権大会」が日本武道館で開催された。
優勝は大阪府警の寺本将司6段。(写真は決勝戦の高鍋5段(神奈川)との一戦の模様。出典は全日本剣道連盟のホームページから)
決勝戦は両者一本をとり延長戦。メンの打ち合いは、私の眼には相打ちに近いものと見えましたが、ほんの一瞬寺本6段が速かった‥。
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この10年、剣道日本一は毎年新しい剣士により奪取されている。
ダントツに強い剣士の時代から、実力伯仲、誰が優勝してもおかしくない僅差の戦国時代が続いている。個人的には、昨年優勝の内村6段の連覇かと予想していましたが、準決勝で姿を消してしまいました。
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さて剣道の楽しさは、一瞬の剣先の動きで勝負が結してしまうこと。
まさに真剣勝負。その一瞬のために蓄積する稽古の膨大さを考えると、
実にはかなくも美しい勝負だと思うのですね。
私の叔父が宮城県から国体に何度も出場した剣道の先生だった関係もあり、
小さな頃から剣道の魅力に引き込まれていました。
当然、小学校時代から剣道をやっていましたが、
その道場での格式、訓練の厳しさは半端なものではなかったと、
記憶しています。私は反射神経が鈍くて、上達しなかったのですが‥。(笑)
武士の魂を、今に継承している数少ない伝統的な武道。
剣を相手に向けて対峙したときの緊張感。
そして自分を律することの積み重ねに自信がなければ、太刀は
思い通りには動いてくれない。
言葉を超越した個の人間性を育成するのに、剣道が一番だと、
今も信じています。