
企業の倫理が問われている。
既に、何度か、コンプライアンスの問題については触れてきました。
老舗「赤福」のぼた餅? の賞味期限の改ざん、白い恋人たちの賞味期限改ざん、ポークをビーフと偽った北海道の企業、社会的影響の大きかった事件は、雪印、不二家…。
社会に対して、法令を遵守することができないのはなぜか? どんな心の綻びが発端となっているのだろう。いつも考えさせられます。
そして、これらの事件に共通しているのは、内部告発によって明らかになっている事件でもあるということですね。
写真は、東京海上日動のホームページに描かれているコンプライアンスのリスク分布図です。写真が小さいのでわかりにくいかもしれませんが、企業倫理が損なわれる事件の発生可能性と影響度を分布したものです。
発生の可能性か低いが、最も影響度の高いものとして「ミスによる施設の大事故」がプロットされています。発生可能性は高いが影響度が低いものとして、「セクハラ」「雇用差別」「労災事故」がプロットされています。(これは本当かな?)
しかし、このマトリックスの中には、商品やサービスの改ざんという項目はありません。実は、これが発生可能性が高く、影響度も高い最高のリスクだいえるかもしれませんね。
……
とはいえ、内部告発が起きる企業は、ダメージも大きいのですが、その企業には内部告発した人間が存在していたということでもあり、まだ、その企業には、最後の倫理が残されていたということでもあります。
逆に、表面化されない「リスク」が継続されている企業かあるかもんね。そして、その倫理観の欠如のほうが恐ろしいとは思いませんか? だから、内部告発した企業人のいる企業は、再チャレンジできるというルールを決めておけば、このような事件は発生しなくなるかもしれませんね。