
SPACE FOR YOUR FUTURE展は、10月27日から、東京・清澄白河にある東京都現代美術館で始まる。(写真は、アシューム・ヴィヴィッド・アストロ・フォーカス(avaf) absorb viral attack fantasy 2006 参考作品 Courtesy hiromi yoshii)
日本語に訳せば「未来空間」。この展示会が目指すものは、アート、建築、映像などの多ジャンルの融合を目指すもの。その趣旨はこうだ。
‥‥今、アート、そしてファッション・デザイン・映像・建築まで、〈創造〉と〈表現〉の現場で、大きな変化が起こっている。世界中で発信される情報や異なる価値観を共有できる21世紀。多ジャンルを横断して互いにリンクしながら、革新的なスタイルを提案する──そんな「表現のクロスオーバー化」が、加速的に進んでいるのだ。それは、さまざまな創造が融合・協働して新しい表現をつくりだす「21世紀型アート」のひとつのプロトタイプかもしれない。‥‥
参加するのは34ヶ国のアート、デザイン、建築、空間デザイナーをはじめ、ダイキン工業などの企業も参画する。参加者の紹介はこんな感じ。
‥‥出品作家陣は、多方面で活躍中のアーティスト、クリエイターたち。SANAA(妹島和世・西澤立衛)、タナカノリユキ、nendo、蜷川実花など、日本をリードする面々から、フセイン・チャラヤン、BLESS、マイケル・リン、カーステン・ニコライなど、世界のトップスターまでが登場する豪華ラインアップ。また、ダイキン工業が自社の研究成果から体感型の空気空間を出品するなど、企業とのコラボレーションも注目だ。‥‥
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アート、デザイン、建築、絵画、映像、ファッション、環境‥様々なジャンルの創造的活動が、一つのテーマに結集して、その融合された新しい表現を獲得しようというもの‥一言で言えば、こういう試みでしょう。
人間の生活空間を、多様に演出する現代アートの世界。それは、単体のアートのジャンルによって表現されるのではないという発想が、21世紀型なのだそうだ。
私たちの日常生活の中を、モノが取り囲む。情報が飛び交う。これらの一つひとつは、アートとして鎮座するのではなく、生活の中に溶け込んで、異文化領域と融合して存在している。
極端に言えば、朝起きて顔を洗う。そこに存在する歯ブラシ、歯磨き粉(古い?)、タオル、鏡、そして洗面室の空間と居間とを繋ぐ間を照らす照明。そしてそして、部屋の空気、音楽、映像、通信機器、パソコン。
これらの個別の機能をデザイン的に融合すると何が起こるのか? ちょっと楽しみな展示会となりそうです。