
友人の千田 彰さんとパートナーの本多佳苗の手による翻訳で出版したコミュニケーションの極意を紹介する出版物「言いたいことが、なぜ言えないのか?」(トランスワールドジャパン社、2006年10月刊)。が好評だ。(写真)
この本は、ダイアローグスマートプロジェクト(ケリー・パターソン、ジョセフ・グレニー、ロン・マクミラン、アル・スウィツラー)の共著の翻訳で、サブタイトルは「意見の対立から成功を導く対話術」。
職場や地域で人々が直面する様々な「すれ違い、意見の対立」。仕事のルールを守らない同僚とどう向き合っていけばいいのか? 約束を守らない人、期待を裏切る人とのコミュニケーション法は? こんな問題を解決するダイアローグ(対話)メソッドの紹介でもあるわけですね。
アメリカのトップパフォーマーと呼ばれる人材25000人の調査結果から生まれたコミュニケーションテクノロジー‥‥。
例えば、こんな言葉に共感しますね。
‥‥人をモチベートするということは、結果についての相手の予測を変化させることだ。そうすれば行動は後からついてくる。‥‥
つまり、例えば部下を動機付けるには、「やってもうまく行かないかも‥」といった不安に苛まれた予測を、「自分で選択できるポジティブないくつかの選択肢」を抽出させ、「見えないものを見えるようにする」ことだという。
‥‥
詳細は是非一読して確認してみてください。ダイアローグ、対話とか話し合いという言葉は、日本人には合理的に割り切ってメソッドとして活用しようという文化がないように思えますが、徹底した科学的、合理的な側面から、普段の自分の「対話力」を見直すのには、もってこいの一冊ではあります。