
日本のミュージカル界のプリンスと呼ばれている二人、井上芳雄さんと中川晃教さんがダブルキャストで登場するミュージカル「モーツアルト」(演出 小池修一郎氏)が、いよいよ11月から帝国劇場で始まる。楽しみだ。
モーツアルトの父レオポルトに市村正親さん、モーツァルトの姉ナンネールに高橋由美子さん、コロレド大司教に山口祐一郎さんのほか、男爵夫人はWキャストで 香寿たつきさんと涼風真世さんが演ずる。元スピードの hiroさんがモーツアルトの妻役でミュージカルにデビューするのも話題の一つ。
‥‥
さて、神童モーツアルトは、日本人に最も好まれるクラシックの天才の一人らしい。哲学者土屋賢二さんを知らなくても、モーツアルトという名前を知らない人はいない。それくらいポピュラーであるものの、実際の演奏を心から楽しんでいる人もまた、少ないらしい。
7日のNHK教育テレビで放映された「N饗アワー」で、モーツアルトをこよなく愛する偉大なピアニスト、アンドレ・プレヴィンの指揮とピアノによるオール・モーツァルト・プログラムが放映された。
解説によると、‥‥プレヴィンは、1929年ベルリン生まれ。ジャズ・ピアノや映画音楽などの作曲家として活躍、 1960年代からは、クラシック音楽の指揮者、ピアニストとしての本格的な活動を始め、 ロンドン交響楽団、ウィーン・フィル、ロサンゼルス・フィルなど世界の主要オーケストラと共演し、 現在も名指揮者、名ピアニストとして活躍を続けています。
当日は、モーツアルトのピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491が演奏されたが、実に柔らかく、優雅で、心の中の緩やかな波の漂いを感じさせてくれる素晴らしい演奏でしたね。
‥‥
モーツアルトの生涯と、天才の光と影。年末まで続くこのミュージカルで、年末まで十分に楽しませていただくことにしよう。