
この画像は、ブサン・ワールドワイド・ジャパンの石ヶ森久恵さんが描いた同社の「夢と未来」についてのマインドマップです。キーワードの一つひとつが、イラスト化されていて、とても奇麗ですね。
前回ご紹介した「マインドマップビジネス超発想術」(アスキー編集部)の中のインタビュー記事に関連して掲載されている図版ですね。
実際の中身はよく見えないと思いますが、このイラストの絵のように見えるマインドマップを見ていると、石ヶ森さんという方の思考と志向が何となく見えてきます。その連想の中から、この方のパーソナリティまでが、イメージできるのもマインドマップの特徴といえるかもしれません。
そして、どちらかというと、パソコンのアプリケーションでマインドマップを描いている私は、この手書きのマインドマップの「柔軟性」に驚くのです。出来上がったこの絵は、発想していこうとする「脳」が描き出す芸術のようにも見えてきます。
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「ツール」というと機械的で無味乾燥のイメージがありますが、「道具」というと、途端に創造性と想像性が浮かんできます。「ツール」には、目的を達成するための「手段」の要素が強く、「道具」には、手段であると共に、道具そのものに創造性が感じられます。
マインドマップは、その意味で、パソコンで展開しているだけでは、あくまでも「ツール」の領域を超えられず、手書きで展開したときにはじめて「道具」としての意味を持ってくるように思えましたね。
とはいえ、私は、幾何学的なラインは、冷徹で繊細で、しかも一点の震えもないほうが好きなので、ツールとしてパソコンを活用していますが、いつも気になるのは、枝分かれした最後の枝葉末節に当たる部分に登場してくるキーワードの存在です。
自分の無意識の、あるいは潜在意識が、大きなテーマから連想される言葉となって誕生するこの枝葉末節の言葉。会議の内容を記述していく過程で、何気なく登場してくる「情熱」や「愛」などの言葉‥‥そこに自分の未来をみようとするのも、このツールの活用法の一つではないかと‥‥。
私は、愛情を求めているって? はは‥‥。