月刊現代「団塊の世代調査・団塊が住みやすい街ランキング」を読んで考える | 考える道具を考える

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 講談社が発行している月刊誌「現代」の10月号の特集を読んだ。

 題して「団塊が住みやすい街 ランキング」。で、総合で第一位となったのが、愛知県豊明市(とよあけし)でありました。

 東京で暮らす私は、実はこの街を知らない。同市のホームページによれば、この9月1日の人口は68,404人。名古屋近郊のベッドタウン(今もこういう言い方残っているたとは!?)として近年急速に人口増加。

 何故一位かといえば、都市に近い交通の至便性、新興住宅地としての閑静な生活環境、健康の視点からは医療施設の充実‥‥。

 そして今回の調査で驚いたのは、愛知県、岐阜県、静岡県などの中部圏の評価が高かったことでしょうか? 団塊の世代の志向性が仄見えたということ?

 ‥‥

 この種の調査は、読み方はいろいろですね。特に首都圏の街の結果は実に詳細で、都心の周辺地域の評価が高いという結果となりました。青梅市、館山市、あきる野市‥。栃木、群馬あたりの生活圏の評価は高かったのですね。

 まあ、よーく、見てみると1970年代からの核家族化の影響で、東京近郊の首都圏に一斉に住み着いた団塊の世代のおじさん、おばさん達が、そのまままだ年取って住み続けているということか? 

 それにしても、団塊夫婦2地域居住時代‥‥こういう言葉が使われていたことに、この調査の面白さはありましたね。

 今や、全国各地域あるいは自治体は、地域活性化のために二地域居住を推奨していますね。特に団塊の層に向けて‥‥。要は、地方にリターンしてとはいえないまでも、半分くらいは地方で住んではどう? というような意味で、昔でいえば別荘買いませんか? と自治体が熱心になっているだけです。

 そして、夫婦二地域居住が、案外この地方からのお誘いに乗るのかも‥‥と、意外なニーズの発見に繋がっているようにも思えました。

 そうか‥‥でも、多くの団塊世代の夫婦は、一つの家にいても「二地域居住」みたいなものだったのでは? と苦笑せざるをえないのですが‥‥。