ZARD坂井泉水さんを偲ぶ会に、東京大阪で5万人以上のファンが参加し献花したという。
いつの時代にも歌があり、その歌と共にその時代を生きた人々がいる。そして、自分の記憶の時間が重なる。
私は、ZARDの歌を聴く時期は、残念ながら既に多感な少年の時代と重なることはなく、従って、ここに集まった人々との共感性は少ないが、同じ思いは分かる。
人間が生きることは、実はとても静かなことなので、ただ生きることを生きるている場合は、音もなく香りもなく無彩色なのではないかと思っている。
人間は、そうしたただ生きることに対して、色彩や香りや音楽によって様々に記憶させる知恵を持っており、それが過ぎ去った時間を、一つの形に留めておいてくれるのでしょう。
誰でもが歌を歌う能力を持っているが、時代を震撼させる歌を創造できる人は少ないですね。そういう時代の風を音楽にしていく人は、人々に大きな影響を与えます。そして、若くしてその命を失った場合は、中断される「新しい歌」への邂逅への惜別の意識がはたらく。
ご冥福を祈ります。合掌。