私流マインドマップ活用術 事実と推論の書き分け法 | 考える道具を考える

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 情報の整理をするだけでなく、マインドマップのリンク機能を活用した二つのタイプのマップ活用術‥私流ですが‥をご紹介しましょう。

 情報には、客観的情報と主観的情報の二種類があると考えています。

 客観的情報とは、いわば「事実」に属するもので、自分の意見ではありません。年金問題で多くの国民のデータベースがズサンである、とか、牛肉と偽ってブタちゃんや鳥ちゃんが混入されていた、とか、どうやら同僚のAさんが退職するらしい、とか‥少なくとも客観的な情報に含まれるものやコトは、事実といえるでしょう。

 一方、主観的情報とは、いわば「自分の意見、感想」に属するもので、「推論」に当たるものです。年金問題の根底には、バブル期の役人の傲慢な体質が要因しているに違いない、とか、牛肉偽装問題の社長は、厳しい競争を勝ち抜こうとして企業倫理の問題を意図的に企業継続のためという問題に摩り替えていたに違いない、とか、同僚のAさんは、上司のBさんと折り合いが悪かったからな‥などの主観そのものです。

 さて、マインドマップですが、私は、自分のマーケティングの仕事を進めるに当たって、まずば「事実」のマップを書いていきます。つまり、客観的情報の列記です。これで一枚。‥例えば市場の規模、競合の製品、価格の現状、拠点のデザインや広告のコピーなどですね。

 ここでは、どこまでが客観的か?という根本的な意識は捨て、ニュース、解説、データベース資料などを駆使し、極力「事実」と思われることを記述していきます。

 そして、それぞれの事実の「キーワード」にマインドマップのリンクの機能を使って、もう一枚のマップを使っていきます。もう一枚とは、すなわち「推論」であり、「考察」であるわけですね。競合他社のコールセンターの応対品質から企業戦略の本質を見抜くとか‥ですね。

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 このように二枚のマップをいったりきたりしていると、様々な問題に直面したときに、冷静に対応することができるばかりか、その対策についても、「推論」によって、新たな「仮説」をつくることができます。そして、よりシビアな状況になればなるほど、自分の感情のページだけて問題解決しようとするのではなく、「事実」に目を向けようと努力します。

 これが、私のマインドマップ活用術の一つです。

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 ところで、私の恋愛問題についてですが、これは、ほとんど、客観的事実の列記は、一つのキーワードだけが記述されているだけで、あとは、自分の推論や感情のページばかりが、山のような言葉で埋め尽くされているのに気づきます。

 そのたった一つのキーワードとは、「もう、いいかな‥」という彼女の最後の言葉でした。

 この言葉は、「もう二度とあなたとは会いたくない!」という意味であることは、客観的事実です。(こんな意味の言葉を、生涯に亘って何度頂いたことでしょう‥) そして、二枚目のマップは、この言葉を覆すために私が解釈しようとした言葉や行動に関することが、次々と書き込まれていきます。

 こんな気持ちになったのは、私がモテすぎるからなんだう? (そんな筈ない) 私の彼女に対する配慮にかけた発言に傷つける言葉があったからか? 誕生日という大切な日に、仕事でデートをすっぽかしたし‥。

 まあ、どれも本当のことは分からないのですが‥。すくなくとも「フラレテしまう」ことの本当の原因には、まだ辿り着けていないことだけは「事実」のようです。