マインドマップで脳の中の情報を整理する | 考える道具を考える

考える道具を考える

The instrument which I think

 ソフト化社会になると、単純な生産と消費という構図が薄くなり、自分の脳の中で「考える」ことによって成立する仕事の種類が多くなりますね。

 それが情報化社会の基本的な構図で、「考えること」そのものが、その中で生きる人間に要求されるスキルなのかもしれません。

 私は、こういう社会の中にいて、様々な情報が交錯する世界に身を置いて仕事をする環境を選択してから、常に「どのように情報を処理するか」ばかりを考えてきました。

 ‥曰く、情報のプライオリティを選択するとめには、情報を捨てることだ

 ‥曰く、自分のネットワークを人脈図に描いて、その関係性を創造することだ

 ‥曰く、業務プロセスを絶えず見直して、仕事そのものを「見える化」することだ

 そして、こうした問題解決のために、様々な目的で開発され提供されているメソッドを、積極的に採用して取り組んでみる。まあ、道具を持てば、仕事は進むという感じでしょうか?

 ‥‥

 マインドマップを活用してノートをとるという方法は、こうした情報整理を行おうとする時、今の私にとっては、極めて効果的な方法であります。恐らく、このメソッドは、私が活用している方法の何十倍ものツールを提供しているはずですが、私は、今でも、極めて単純に、その基本的機能だけを活用して、自分の仕事、人との関係、計画、趣味、金銭など多様な問題まで整理しているのです。

 そしてそして、ある時、私は、このマインドマップを活用して、自分の恋愛問題を整理してみようと思ったのです? おお、何と無粋なことか‥。しかし、これは見事に失敗。何故なら、こと恋愛の問題は、論理でかたつくものはほとんどないからです。どんなに要因を絞り込んでいっても、結局は、謎が残っていくだけだということに気がついたのでした。

 仕事では、ある意味、論理で割り切って対応できても、人間の心の問題はやはり別。大事なのは、自分の直感を信じることで、そのこと自体に正しいかどうかの判断は必要はないのだと思ったのでした。そして大切なことは、どのような関係であっても、相手に対する配慮、心遣いを、相手に悟られることなく「活用」することだと実感したことですね。

 それにしても、生きるということは、「問題の扉」をどんどん開けていくことのようで、どれだけ扉を開けたと思っても、次の部屋にはまた沢山の扉が待っているようで‥‥中々面白いものだと、つくづく感じています。これが、オヤジと呼ばれるようになってから学んだ「生きることへの挑戦の楽しみ」なのでしょうか?