社会保険庁ねんきんダイヤル 繋がらない電話  | 考える道具を考える

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 年金・社会保険の問題は深刻ですね。

 そして、その相談のための電話相談「ねんきんダイヤル」は、繋がる率が25%以下。ほとんど掛けても繋がらない状態になっているようです。

 100席単位の増強をはかって対応しているとはいえ、こういう緊急事態に対応するには、一般的なオペレータでは実質的に手に負えないでしょう。火に油を注いでいるようなものですね。

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 テレマーケティングの専門家として、電話を活用した仕事をしている私としては、電話相談対応のために派遣されたオペレータは、さぞかし大変だろうな‥と思いますね。同情いたします。

 年金の問題は極めて複雑で、にわか勉強をしてもとても手に負えないものであることは誰が見ても明らかです。

 そして、ある種の集団的なパニックの現象が起きているというのに、小手先で対処しようとすればするほど問題をこじれさせてしまうのは誰の眼にも明らかです。電話をかけても繋がらないという事が、さらに次のクレームの要因になっていくのです。

 一つの商品の品質基準に対する捏造で、大会社が消滅する時代。国民や消費者の、商品やサービスに対する意識は高く、特段の不買運動があるわけでもないのに企業経営に大打撃を与えてしまう情報化時代のど真ん中に、私達はいるということなのでしょう。国も、その例外とはいかないのです。

 情報公開という姿勢そのものが、企業の命運を握る時代になっていることを考えると、国も隠し立てすることが出来ないということを認識して、正直に対応するのが肝要だということですね。

 これがインターネット時代の実相なのかもしれないと、つくづく考えさせられます。