
世田谷パブリックシアターで、小松政夫さんとイッセー尾形さんの「びーめん生活スペシャル」が絶賛公演中だ。
現代をオヤジのペーソスで見せてくれるのは、今、この二人しかいない‥‥各種新聞の批評ですね。
「静」のイッセー、「動」の小松。
この対照は、どこまでも不思議で、そして日常の路地裏にある「真実の一面」を見事に演じてくれる。いや既に演じているのではなく、「見せて」くれているのでしょう。
‥‥
イッセー尾形さんについては、このブログでも何度も取り上げてきましたね。そうそう。「へい!タクシー」で見せてくれた高度成長期、バブルの時代のサラリーマンの悲しさは、今や、家族旅行でみせる一家の主の「細かい気遣い」の悲しさに変貌し、「バーテン」で見せてくれた「カウンターの向こうの人間模様」は、「呼び込み」のお兄ちゃんに変貌している。既に、長い景気低迷期を経験してきた私達は、バーテンのいる「バー」に人は立ち寄らないのですね。
イッセー尾形さんの、どこまでも続く「今の日常人間描写」は、やはり、現代を映す「窓」であり続けているのです。
ありがとう。