「対話の場面」づくりを考える | 考える道具を考える

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 難しい話をしなければならない時、座る位置を工夫することで、話がこじれることを回避できる。

 つまり、真正面から対面するのではなく、斜めに座ることで、心理的に対抗する意識が薄れるらしい。さらに、スライドで資料をスクリーンに映し出したり、書物や小道具をそばにおいて話をするのも効果的だという。これは、二人が対面するのではなく、三点目を見ながら話ができるので、プレッシャーやストレスが薄れるのだという。

 人は他者と関係すること自体が、既にストレスなのだという。

 そして、一方で、人は他人と関係しないことで沸き起こる不安感もまた、ストレスの原因になるという。

 社会的存在である人間は、他人と全く関係しないで暮らすことはできない。しかし、社会から逃れて、極力他者との接触を拒絶して暮らすことを望む人が増えているとも聞く。ひきこもり‥などという言い方がそれに該当るのだろうか?

 それにしても、ひきこもり‥とは、実に愛情のない表現だと思いますね。

 他人と話をする時の座り方ひとつで、直接受けるストレスを軽減することができれば、恐らく、知らず知らずに蓄積される心理的負担は少なくて済む。病気にならないでも済むかもしれない。

 円形の会議用テーブルが用意された会議室は、そういえば凄く楽だ。斜めに構えて話をすることができるから‥。

 そういえば、私は、他人から、「いつも少し離れたところにいて、斜めに事態をみつめる態度」と批判されることが多かったな‥‥。

 これって、他人と接しながら、ストレス解消しているスキルなのかもしれない‥。でも、あんまり他人から支持されることはないですがね‥。