五木寛之さん「林住期」に見る人生4段階説の楽しさを考える | 考える道具を考える

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 テレビでの阿川佐和子さんと五木寛之さんの対談を見た。

 阿川さんと爆笑問題が組んだ井戸端会議番組『スタ☆メン』の中の特集でした。

 昨夜のゲストに五木寛之さんが登場したのでした。話の中で、2月に出版された「林住期」という著作と、この言葉の意味について語られていたのが印象に残った。

 林住期(これが何と、りんじゅうきと読む)は、インドのヒンズー教の教えの中にある言葉で、人生を学生(がくしょう)期、家住期、林住期、遊行(ゆぎょう)期の四期に分けるというもの。

 50歳から75歳までを「林住期」とするこの概念は、一言でいえば、社会的責任と役割を果たすべき生きてきたそれまでの人生を、50歳を過ぎたら一度リセットして、自分がやりたいこと、楽しむことにスイッチングとようという考え方だ。

 人生を謳歌せよ、無駄な蓄財に走らず、老後の心配などせずに、どんどん楽しむためにお金を使いましょう‥などという考え方だと受け止めました。

 五木さん74歳。さらばモスクワ愚連隊で華々しく作家としてデビューした当時と、ほとんど変わらない(?)容姿。百寺巡礼を書き終えてからの五木さんには、林住期を楽しんでいる人間の充実ぶりが伺われますね。

 そういう私は、林住期に既に入っていますが、果たして、心が豊かになり、温厚で繊細。そういう人間になれるのでしょうか?