大河ドラマ「功名が辻」●上川達也さんの最期 | 考える道具を考える

考える道具を考える

The instrument which I think

 12月に入ると、NHK大河ドラマも終着ですね。

 上川達也さん仲間由紀江さんの「功名が辻」もいよいよ最後です。

 戦国時代を題材にした大河ドラマは数多くありますが、前々回の「前田利家」の唐沢寿明さんもそうでしたが、今回の上川達也さんも、戦国武将の中でも「脇」にポジショニングされる武将の生き様を描いていることでは共通項があるようです。しかし、天下を取った男ではない「弱さ」が歴然でしたね。

 今回は、特に、サラリーマンとしての出世物語であり、いわば内助の功としての「千代」とセットで語られたわけですが、司馬さんの意図に反してかどうか、絶品の輝きとしていの「千代」にはなりきれなかったというのが印象です。

 やはり、現実のサラリーマン世界は、ここで描こうとした世界より、より過酷で問題が複雑すぎるのでしょうか? 自ら選んだ将に服従し、主人のために命をかけるという理想像が、今の企業世界にはないのか‥いずれにしても、もう少しだったように思えますね。

 しかし、視聴率的にはまずまずの結果。来年は、武田信玄の風林火山。主人公、山本勘助役に今やミュージカルスターの内野聖陽さん、武田信玄役には歌舞伎俳優の市川亀治郎さん、上杉謙信役は歌手のGacktさんが登場するので、また楽しみではあります。

 参謀としての勘助を、どう演じてくれるか‥ですね。