野口悠紀雄著「超手帳法」で楽しむ | 考える道具を考える

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超手帳法 超整理手帳の愛用者である私が、この著作を手に取らないわけはない。

 野口先生の、「超シリーズ」の著作は、新書版の時代からずっと読んでいるので、この超手帳法は、その集大成かと思っていました。

 しかし、内容的には、これまでの集大成というより、新たな情報が加味されたまったく新しい概念の哲学書、‥そう、手帳というツールを通して、仕事を進める「哲学」そのものを学習するものとなっているのですね。

 現実的なビジネス上のスケジュールや時間管理、自分の時間創造など、様々な要素が盛りだくさんの本著ではありますが、私は、超整理手帳を愛用する一人として、ここで指摘されている問題のほとんどが解決されていることに気がついて驚いたのでした。

 冒頭にチェックリストとして挙げられている現実的な課題‥スケジューリングの失敗、メモの失敗、仕事管理の失敗、手帳関連の失敗‥などは、結論からいえば、超整理手帳を使い出してからほとんど失敗がないのです。

 これは驚きですね。すなわち、超整理手帳の優れたこととは、気がつかないうちに、時間管理の達人になっているということなのだろうか?

 そうしてみると、私はこの本は読まなくてもいいという結論になってしまいますね。

 それにしても、失敗から創造への階段を上がっていくのにも、本著は必要なものでもあると思いました。是非、お読みください。