内発的モチベーションの魅力 | 考える道具を考える

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 モチベーションとは、もともと心理学用語で、

 「やる気を起こさせる内的な心の動き」

 という意味で活用される場合が多いようです。

 また、「動機や意欲を与えること。刺激。熱意。商品購入の動機や,仕事や試合のやる気などをさしていう場合が多い」(はてなダイアリー)というように、お客様の購買意欲をアップさせる場合にも「モチベーション」という言葉が使われています。

 このモチベーションの理論を確立したのはハーズバーグで、別名、職務満足および職務不満足を引き起こす要因に関する理論と言われ、「人はある特定の要因が満たされると満足度が上がり、不足すると満足度が下がる」というのではなく、「満足」に関わる要因と「不満足」に関わる要因は別のものであるとして、‥‥

 満足に関わるのは、「達成すること」「承認されること」「仕事そのもの」「責任」「昇進」などで、これらが満たされると満足感を覚えるが、欠けていても職務不満足を引き起こすわけではなく、これらは「動機付け要因」と定義されました。

 経済的な格差社会に突入した日本人は、達成、承認、責任といった仕事に関わる満足度を高めることができず、どこかにわだかまる、もやもや感の中で生活しているといってもいいかもしれませんね。

 ‥‥ところで、学力の国際比較で突出しているフィンランドやスウェーデンを思い起すと、漠然とした将来に対する不安の少ない国は、教育に熱心となり、結果として国力を向上させているという報告があります。

 今の日本は、年金問題、高齢化社会の問題、人口問題などの不安材料は山のようにあり、なおかつ経済的に格差が起こって目先の人間関係にも不安を持っている。これでは、学力も、いじめも、犯罪も、いろんなことが一斉に発生していくのは当然の成り行きといえるのでしょうか?

 さて、どうしましょう? 内発的モチベーションを高めることに努力しましょうか?