哲学者池田晶子さんの新刊が出版された。タイトルは「知ることより考えること」(ジュンク堂書店刊)
この著作の紹介には‥‥
「インターネットなんかいらない。もし本当を知りたいのなら、考えることだ-。ほんの少し「自分」を変えてみるために役立つ「哲学」を、日常の言葉でやさしく語る。『週刊新潮』連載のコラム「人間自身」の単行本化。」
ふむ。しかし、知ることがいけないといっているのではない。誤解がないようにしなければ池田さんの本は読めない。
インターネットは知の探索のためには本当に便利なものだ。かつて、研究活動をした経験のあるものならば、図書館に一日篭って探し当てていた文献も、自分の机の上で、比較的すばやく探し当てることができる。該当する出版物が必要ならば、アマゾンに注文すれば、早ければ翌日届けられる。
この知の循環の成果は、凄いのだとつくづく思う。
だから、知るということが目的なのではなく、知ったことの意味を考えることが大切だということを強調しているのだと捉えるべきでしょうね。
但し、コラムだからか、池田さんが取り上げる題材は、最近とみに庶民の眼線に近くなってきたように思えてならない。
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