野口悠紀雄著「超英語法」文庫版発行される | 考える道具を考える

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英語法
 10月13日に、野口悠紀雄先生の「超英語法」文庫版(講談社文庫)が出版された。

 この著作は、2004年に単行本として出版されたもので、待望の文庫版化が実現したことになる。

 日本人ほど英語が苦手な国民はいないといわれている。同時に、日本人ほど熱心に英語を勉強しようとする国民もいないといわれている。

 ふむ。

 自分のことを考えても、いったい何年間にわたって英語を勉強してきたのか? なのに、未だにカタコトしか話すことができない。どうやったら話せるようになるのか‥。

 そんな気持の焦りの中で登場したこの著作は、英語を話そうとすることが間違いなのだ、と教えてくれましたね。そう、話したかったら、聞け‥ということでした。英語ができるようになるには、英語を徹底して聞くことだと‥。

 リスニング? そう、聞き取れないと、英語は話せない。こんな単純なことが分からなかった。話そうとすればするほど、「聞く」という動作は、独りよがりなものとなってしまう。そういう学習は、確かに実践には役立たない。簡単な会話ならまだしも、ビジネスで英語を使う場面になると、もう全然歯が立たない。

 しかも、頭の中で、一生懸命翻訳しながら会話をしようとしても、現実の話には追いつかない。

 息を呑んで、奇妙な「間」ができて、そして、スゴスゴと退却する。こんなことの繰り返しだったね。だから、この業界的には畑違いかと思えた野口先生のこの本には驚かされた。

 つまり、勉強の方法が間違っていただけだと‥。

 結果、私が英語に堪能になっかどうかは、ここでは触れません。(汗) でも、この著作は、確かに役に立ちました。はい。