マインドマップが消える? | 考える道具を考える

考える道具を考える

The instrument which I think

 10月4日にブザン・ワールド・ジャパンが設立されたのは、マインドマップ愛好者にとっては、大きなニュースでした。代表取締役はなんと神田昌典氏。

 何が大きなニュースかというと、マインドマップを活用してセミナーや普及活動をすることが、自由にできなくなるという意味でしょうか?

 このニュースは伊藤 賢さんのメルマガにも速報で掲載されていました。とても複雑な心境がありありのメールでしたが‥。

 ‥‥

 マインドマップ愛好者の一人として思うことは、この会社の設立が、メソッドの独占権取得と自由な言葉の活用、普及活動の制限を助長することは間違いがなく、必ずしもマインドマップそのものを発展させることにはならないのでは‥と直感的に思ってしまうことですね。

 メソッドにはノウハウがあるので、そこには開発者、創造者の権利があることは言うまでもないことです。しかし、マインドマップには、こうした従来からありがちな、ガチガチな権利主張というものがなく(あるいは少なく)、それがために全世界的な広がりが得られた、まれなメソッドなのではないかと思っていた。(私の好意的な解釈に過ぎなかったのか?)

 メソッドの運用にともなう利権の主張が登場してくると、メソッドそのものではなく、その周辺でやっかいな出来事が多くなるのは、どうかなとも思うのです。

 ‥‥

 とはいえ、一人の愛好家としてマインドマップを自分流に活用していこうと考えている私としては、とりわけどうということはないのですが、この利権の集中という選択が、マインドマップ発想術の中から生まれたとしたら、まあ、それも必然なのかと‥‥。

 それにしてもインストラクターの資格を取得するのに、三日間で525万円かかるというのは、この世のものとは思えなかったのも事実ですが‥。