
昭和浪漫写真館というサイトがある。
大西さんという方が提供している昭和時代の音楽ジャケットを中心に、懐かしい写真が満載されている。写真はその中のひとつ、ジローズ時代に「戦争を知らない子供たち」のジャケットの写真を転載させていただいた。
当時、世間に衝撃を与えたこの歌のシングル版のジャケットだ。杉田二郎の若いころの写真が懐かしい。(現在も杉田さんは、立派なオジサンとなって、この歌を歌い続けていますが‥)
‥‥
昭和20年以降に生まれた戦後世代が、20歳になった時、
戦争を知らずに、僕らは生まれた‥‥と歌った。闇雲に高度成長に突っ走る時代の中に、これでいいのか? とソフトに問うた作品だったね。
そして今、「核」が再び身近になって、戦争の予感が日本を覆い始めている、と感じている。結局戦争を知らずに、正真正銘のオジサンになったこの世代は、今の時代をどのように受け止めるのだろうか? 自分たちの子供が、戦争に行くことになるかも知れない時代を、どのように歌うのだろうか?
イラク戦争に行っているアメリカの青年たち。帰還兵の実に19.1%が戦争による精神的後遺症に悩んでいるという。自分の死に怯え、人を殺す方法を体に叩き込まれた若者が、実際に砂漠の戦場で人を殺し、死に慄いて‥‥そして運良く、母国に帰って幸福な日常に入った時‥‥一体どんな心の状態になるのか?
‥‥日本の今の平和は、何によって支えられているのだろうか? 少し、考えなければいけないか?‥‥