たまには音楽について語ろう。写真は現代ジャズギタリストのナンバーワン martin taylor(マーチン・テイラー・イギリス)のベスト版のジャケットである。
マーチンのギターは、ジャズが伝統的にたどってきたギターの位置づけを大きく変えた、と私は思っている。2000年以降のマーチンの活動は、ジャズギターの範疇を大きく飛び越え、様々な領域とのコラボレーションを実現しているからだ。
ジャズギターといえば、ジョージ・ベンソン。歴史的にはそう考えていたのですが、ギターという楽器が可能にする音楽の世界は、無限であることを示してくれているマーチンの活動に、私は賛成するのですね。
ジャズギターの専門書シンコーミュージックが発行している「ジャズギターブック」(ムック版)の最新号では、最先端四天王として、
・マイク・スターン
・ビル・フリーゼル
・カート・ローゼンウィンケル
・ウェイン・クランツ
の四人の特集を組んでいる。いわば、ジャズギター界の王道を歩むこの四人の演奏も素晴らしい。
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団塊の世代の私は、ギターとの出会いはどちらかと言えば、ビートルズ、ローリングストーンズなどのロックを基盤にしたギターの存在からだった。但し、世代的には、その後クラシックへの興味と、フォークへの発展へと、多様性を一気に膨らませてたと思う。
ジャズギターの大衆化を促進したのも、団塊の世代なのかもしれませんね。そういう中で、いわゆるエレキギターブームを体験している私は、ジャズギターの多様性に挑戦しているマーチンの音楽に、強く共感するのです。
一度、お聴きください。いいですよ。