「北岡明佳の錯視のページ」で遊ぼう | 考える道具を考える

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錯視
北岡明佳の錯視のページとは、立命館大学・文学部人文学科心理学専攻教授・知覚心理学の北岡先生のページです。

 この絵をじーっと見つめていると、真ん中の円が、ゆらゆらゆれているように見えます。そして、周囲の四角の部分もゆれているように見えてきます。

 人がモノや状況を見ている、という動作は、視覚を通じて知覚していくものですが、このような錯覚、錯視という現象は、様々な場面で起こっているようです。

 交通事故に遭遇した人は、当たる瞬間まで車が自分に向かってきていることを「知覚」していないといわれます。どうしてそんなことになるのか、まさに、人の錯覚が引き起こすものといわざるを得ませんね。

 イリュージョン・フォーラムというサイトがあります。このサイトの中身は、

 ‥‥目の錯覚(錯視)や耳の錯覚(空耳)は、人間の知覚や認識のメカニズムを知る上で、とても重要な現象なのです。それは将来の通信やインタフェースの研究にも役立ちます。として、

 ‥‥目や耳に限らず、錯覚の研究は人間の五感、すなわち知覚と呼ばれる人間の基本的な機能や能力そのものの研究であることがわかります。当然のことですが、昔は視覚は目、聴覚は耳で起きると考えられ、大脳の機能には考えがおよびませんでした。しかし、よく調べるにつれ、またよく考えるにつれ、視覚や聴覚で知覚される外界の情報は、大脳の中に作り上げられた抽象的な情報であることが理解されました。‥ということで様々な錯視の世界を見せてくれます。

 錯覚‥このことが、人間の思い込みやコミュニケーションを疎外していることは、どうやら明らかなようですね。自分が今見ているもの、聴いているものは、自分の大脳の中での抽象的な出来事であるとしたら、現実は、どこにあるのでしょうね?

 不思議世界、大好きな私です。