価値ある人脈体系図を描く | 考える道具を考える

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 ビジネスの場で、様々な名刺交換をする機会が多い。

 すると、ある日突然、イベントや商品案内などのメールが届くことも少なくない。メールには、「名刺交換した方々にお送りしています‥」。こうして頂く情報の大半は、ほとんど自分の興味の範囲を超えていることが多いのですね。そのまま削除です。

 ビジネスは人の繋がり。だから人脈づくりは大切なビジネス行為の一つだ。そうでしょうね。しかし‥‥無原則に人脈の中に押し込まれるのは、どうでしょうか? 

 今年の2月に『週刊ダイヤモンド』は「人脈大研究」という特集を組んでいました。「人脈作りの基本5ヵ条」と題して、「話し上手より、聞き上手になる」、「目先の利益を追わない」などが書かれていましたが、要は、人脈づくりの現場での人間関係の作り方のポイントを記述してあるだけでしたね。勿論、このこと自体は大切ですが‥。

 ‥‥‥そこで、

 自分にとって最も価値のある人脈を体系図にまとめてみることをお勧めします。

 私はマインドマップの機能を活用して、「私の価値創造人脈図」というテーマを設定して、友人・知人、仕事関係、地縁関係、ネット関係、その他に区分して展開しています。

 ここで重要なのが、「価値創造」という言葉ですね。知り合いだけで私の人脈構図の世界には入れない、としているところでしょうか? 住所録とは別に、こうした図版をマインドマップで描いていくと、人間関係の濃さが把握できるのですね。人間、そんなに多くの人と一度に会うことはできない。だから、大事な人との関係づくりを「濃ーーく」していくことが、実は人脈拡大のコツなんだとわかりましたね。

 無原則に集まる異業種交流会は禁物。たった一人の「価値を共有できる人」との大切な関係作りこそ、人脈の価値が生まれるということを実感しています。いかがですか?

 (追記)ロン・バート教授のストラクチャー・ホールという理論があります。空隙という概念を活用して人脈とビジネスの関係性を論じています。但し、これは人脈は「薄い関係にある場所に人脈を繋ぐビジネスチャンスがある」という理論ですね。それを空隙と訳すようです。