
溢れるようにアイデアが発想される体験ってありますね。
蛇口の栓をひねった途端、水はどんどんと流れ出てくる、といったようなイメージですね。でも、蛇口の栓を開いた時に流れ出てくる水の始まりは、雨の一滴。その一滴の雨水が、長い時間をかけて私たちのコップに運ばれてくる。
何が言いたいのかというと、その一滴こそが、最も大切だということ。当り前か‥。
アイデアは、じっと蓄えられた問題意識というマグマが潜在的に蓄積されている時、町の中にいても、電車に乗っていても、散歩していても、アッハ体験として突然湧き上がってくる。
その時、私は、ポストイットカードに書きとめるようにしている。ポストイットカードは、携帯にも便利で、直ぐに書き込めるので機能的であります。
そのカードに書き込まれたアイデアの切れ端は、その日の夜に、私のPCのキーボードの前に置かれます。そのキーワードから発想できるもの、連想できるものをマインドマップで展開していきます。
その段階で、カードは破棄されますが、マインドマップのテーマの場所に、カードをスキャンした文字の画像データを置いておきます。手書きで書かれたその文字、少し歪んでいたり、走り書きであったりするその書き文字の存在は、そのイメージから様々な連想のきっかけとなっていきます。
思いつきは、アイデアの源泉。どこかにしまわれた私の問題意識の発露。
だから、そのほとんどは、結果的にDドライブのフォルダーの中に格納されてしまうのですが、でも、その行為は続けているのです。きっと、それらの切れ端が、どこかで繋がってまた登場してくると信じて‥。
いつか、私の蛇口の栓を開いたら、新鮮な水があふれ出てくることを信じて‥。