不思議の不思議 | 考える道具を考える

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線路 先日、都内の地下鉄の中での出来事。

 その日は雨で、乗客の殆どが傘を持っていました。座っていた女子高生がひょっとしたことから、傘を倒してしまい、濡れた傘が60代と見受けられる紳士の足にぶつかりました。しかし、その女子高生は何もなかったように傘を拾いあげたのですが、ぶつけられた紳士は、「謝りなさい!」と叫びました。「他人にモノをぶつけたら謝るものだ」と言って、女子高生の前に仁王立ちしたまま、動かなかったのです。

 謝らないという不思議と公共の電車内で大声で叫ぶ不思議。

 別の日。
 東京浅草での出来事。交差点で。信号が赤なのに、突然一人のサラリーマンが信号を無視して歩道を駆け足で渡って来ました。こちら側で待っていた老人が、その人に向かって「まだ、赤だよ!何やっているんだ」と叫びました。サラリーマンは、無視して走り去っていきました。

 結構、交通量の多い交差点での信号無視の不思議とそれを注意する人のいることの不思議

 高齢者が公共空間でのマナーの悪さを注意して、反撃にあい殺害されるという事件が後を立たない今、こういう光景が不思議に見えるのは、やはりどこか、変?

 本日は敬老の日であります。雨