
平野啓一郎さんのスロー・リーディングの実践の中の刺激的な言葉である。
‥‥速読家の知識は単なる脂肪である。
‥‥速読とは、「明日のための読書」である。
スロー・リーディングは「5年後、10年後のための読書」である。
なるほど。
‥‥私たちは、理性偏重主義や、意識された世界がすべてであるといった考え方に対する反省から、感性や無意識といった領域の可能性に目を向ける。それは大切なことである。
‥‥しかし、感性や無意識に対する盲信は、ときに自分に対する「批評性」を失わせることになる。読書は、「作者」という名の他者と向かい合うことを通じて、私たちをより開かれた人間にするきっかけを与えてくれる。
真の読書とは、読み終わったところから始まる新たな航海への船出である。‥‥これは私の言葉。
だから、時々、再読して、舳先の方向が間違っていないかどうか、調べる必要がある。‥‥そうだね。
写真は会津のブログさんにあった「フク本を読む」を拝借しました。最近のブログでは、犬や猫が本を読む写真がたくさん掲載されています。この猫のフクさんは、速読派? 熟読派?