動体視力と思考 | 考える道具を考える

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 スポーツ選手の能力トレーニングに動体視力の鍛錬が挙げられることが多くなった。視力には様々な領域がある。静止視力検査は時々やるので誰でもが知っていますが、動くものを見て→脳に映し出され→判断し→動くという一連の動作を喚起するものが動体視力というもので、あんまり経験することはありませんね。


 それにしても、「動体視力」には2つの能力があるらしい。

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 直線的に前方から近接する目標を確認できる能力のこと(KVA:kinetic Visual acuity)と、左右に動くものを認知する能力(DVA:dynamic visual acuity)です。

 しかし、動体視力の測定は、まだその特性が医学的によくわかっていないため、はっきりとした基準がなく、結果の判定や評価は慎重に行なわなければなりません。
 (MIZUNO MARVIS LAND スペシャルレポート No.17より)

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 動体視力は、いずれにしても視覚情報を脳か捉えて判断し、動作というアウトプットで表現するものだとは分かった。でも、ここでは、脳が考えるという機能は無視されている。つまり大切なのは、直観力ということになるのだろう。

 動くものを視覚で捉えて直感的に判断しなければならないのは、スポーツなどでは必要だが、日常の思考にどの程度の影響があるのかは、正直わからないといえるのでしょう。

 「見る」という行為。情報をインプットするためには、確かに「見る」ことが必要なのでしょうね。意識してみないと、見えるものも見えない。

 それが「心の動体視力」を向上させるポイントだと思っています。

 しかし、ネットで提供されている動体視力トレーニングのソフトは、私の視力では、とてもついていけないものばかり‥。悲しむべき現実なんだろうか?