唐十郎 健在 | 考える道具を考える

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The instrument which I think

 劇団唐組のドキュメントが7日のTBSテレビ情熱大陸で放映された。

 唐十郎、66歳。今も唐十郎のまま、赤テントは健在なり。

 情熱大陸のホームページには、こんな解説があった‥。

 「1963年に劇団状況劇場を創立して以来、‥ もう30年以上も続いているテント公演は、今年、新作「紙芝居の絵の街で」を引っさげて全国を回る。3月1日に始まった稽古から大阪での初日公演まで密着。この混沌とした時代に、唐は何を観客に届けようとしているのか?」

 唐の世界は、60年代から70年代を青春として生きた私達の世代では、理屈なしに絶賛するものなのです。

 日常の世界の中に忽然と登場する赤テント。新宿の広場やなんばの学校の敷地みたいなところで公演することにこだわり続けているのは、やはり、演劇空間が特別の「場」を必要とする「区切られた世界」ではなく、私達の日常の中にこそあるのだということを強く意識しているのではないかと思う。

 つげ義春の不条理の世界にも共通する「普通の時間」にある「落とし穴」の存在を発見しなさいよと、テントは物語っている。

 それにしても、なんというエネルギー。依然として何を言っているかよくわからない台詞。唐の世界は解釈を必要としない。只、伝わってくるものを感じていればいい、そういう快感を味あわせてくれることで十分なんだな‥。

 テントが開いて、また日常の中に戻っていく時、そこに自分がいるんだな‥と何となく感じながら帰りの電車に乗ればいいんだろう。

唐ワールドについてもっと知りたければ、次のブログが詳しい。
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