陰山英男という先生がいる。
地方の山村の小学校で、抜群の知能指数を持った子供たちを大量に輩出して話題になった「陰山メソッド」の創造者だ。
読む力、書く力、計算する力の三つを徹底して教育した結果という。
この三つ‥そう、あの「読み書きそろばん」の学習の三種の神器だ。
特に興味深いのは、陰山先生のホームページの中にあるこんな言葉だ。
‥‥計算力の指導で子どものどこが変わるか?というタイトルで‥
計算は数の世界の言葉です。ですから、計算力が伸びることは子どもたちが算数を理解する可能性が広がります。ですから、それ自体で算数苦手を減らす有効な方法になると思います。
けれども、おそらく文章題はどうなんだと考えられる方もおられると思います。
その通り、計算力が伸びてもそのまま算数が得意になるとは限りません。
その理由は、文章題というのは文章でできていますから、国語的な読解能力が必要になります。これが伸びてこないと、本当に算数の力は伸びてこないのです。
しかし、実際に計算指導を強化していくと、単に算数の力というだけではなく、集中力がついてくるのに気が付きます。
‥‥
数学者藤原正彦先生のご指摘とまったく同じ考え方だった。これは驚き。
日本語を読んで書けなければ、数学はできない。これが教育の本質だと思いましたね。
‥そういえば、私も小さいときに算盤教室に熱心に通いました。算盤の玉が、今でも頭の中に浮かびます。つまり、計算するときに、イメージの中に算盤が出てくるのですね。電卓のない時代には、これはとても便利なものでした。‥‥
学習の比喩として使われがちな算盤。実際にやってみると、ハマリますよ!