独創的な人は確かにいる。
個性などというカテゴリーには収まらない「超個性」を持っていて、他人とは決定的に異なる生き方を実践している人物が「独創性のある人」ということになるようだ。
ところで、私は、藤原正彦先生の「品格」という言葉に強く反応している。
国家の品格。日本人としての品格。
その底辺にあるものは‥‥先生の指摘によると、
‥一見役に立ちそうもない文学、芸術、歴史などの教養、そして誠実、慈愛、勇気、正義感、卑怯を憎む心、美的感受性、もののあわれ、家族愛、郷土愛、祖国愛、人類愛といった情緒‥
これらのキーワードに強く反応している。人としての品格の基準がこうしたキーワードに根付いていることを改めて実感している。しかし、すっかり忘れかけている言葉の数々。
そして、こういう感受性を創りだしていくものが、基礎力だと藤原先生は指摘する。
うーむ。やはりね。
我慢しながら勉強するというフェーズを通さないと、基礎の力は身につかない。
そうそう、個性や独創性が評価されるのは、こういう基礎ができていてはじめて成り立つものなんだと思う。
基礎のない応用。違いだけが先行されて評価される個性などというものは、ほとんど意味のない「自分の努力不足の言い訳にしか過ぎない」と思ってしまいます。
頑張らなければ、いけないね。