「7つの習慣」で私を驚愕させたコビーさんが、昨年の春に出版した「8つめの習慣」に関する著作である。
著作の中で、何故第8の習慣が必要かという項がある。前作7つの習慣が刊行されたのが1989年。ベルリンの壁が崩壊したこの年、途方もなく大きな変化が始まったと指摘している。情報化社会元年だという。
情報化社会になると、組織や個人のあり方が変化する。現実の中で時代をリードしていくためには、先に進まなくてはならないのだそうだ。そのために情熱を持って実行すること、課題を達成すること、そして大いなる貢献が求められるとしている。
人間のより高い次元の才能とモチベーションを開発すること、すなわち「ボイス(内面の声)」を呼び覚ますことが必要なのだと結んでいる。
第8の習慣とは、まさにこの「ボイス(内面の声)」を発見することなんだということらしい。本著は、以下、一貫して、このボイスというキーワードを中心に展開されている。
さて‥7つの習慣には、自分発見のためのロジカルな流れがあった。このプロセスは分りやすく、習慣という言葉には、「身に付ける」という意味があって、単なる自己啓発とは異なる実効性のある論理であると思った。
第8番目の習慣は、「偉大さ」という言葉が使われていて、リーダーとしての全体性に言及しているようではある。
しかし、今のところ、この膨大なテクストを、私は読みこなせていない。
何故なら、私自身の中から聴こえて来るべき「ボイス」が、まだ聴こえてこないからかも知れない。
この著作には強い興味があって、この一年間、ずっと机の上に置かれているのだが‥。誰か、この著作についてご意見のある方から、ご教示いただきたいとも思っている。