アッハ体験 梅澤伸嘉博士の愛した数式(ゲーム) | 考える道具を考える

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 アッハとは、「ああそうか!」と思う体験。心理学的に言うと「ヒラメキの時の感動を伴った体験」という意味らしい。

 梅澤伸嘉さんが考案したアイデア開発技法「キーニーズ法」をグループで実施する時に合わせて活用すると、脳が刺激を受けて、良いアイデアが頻発する、という道具だ。

 昔、梅澤氏がジョンソンのジャバを開発した人として一躍有名になる直前に出会った。独立したコンサルタント事務所を構えられた時だったと記憶している。

 この消費者ニーズに対応した開発技法は現在でも更に磨き上げられて様々な企業で活用されているようだ。(マーケティングコンセプトハウスという研究所)

 しかし、私が今でも興味が薄れないのは、このアッハ体験を伴ったグループゲームだ。10枚とか20枚の束になったカードの一枚ずつに一つの文字(ひらがな、か、カタカナ)。この中に共通した意味、もしくは概念で括られた言葉が4つとか5つとか隠されており、カードを並べ替えしながらグループで「共通の言葉達」を発見していくという手順のものだ。

 要は、一見無関係に思える言葉を見て(机に並べて)、自分の頭の中で閃く言葉で仮説を組み立て(もしかしたらこんな単語か?)、グループで検証し(但し無言で‥仲間の表情や態度を見ながら‥)、「これだっ!」を体験していくプロセスが重要なんだと思う。

 現在も現役で活躍されている梅澤氏が開発したこの手法は、もっともっといろんな人が手軽にできるようになるといいかもしれないな‥などと思っている。但し、梅澤博士は記憶が8時間しかもたない訳ではありません(笑)