BepiColombo/Sentinel-3B:宇宙船を運ぶ

 

ESAの2つのプロジェクトの途中経過です。

ESA´s BepiColombo Takes to the Air」(SpaceRef)

SENTINEL-3B ON LAUNCH PAD」(ESA)

それぞれの記事に出てくる輸送時の写真が、なかなか興味深いんです。

An-124に積み込まれるBepiColomboのモジュール (Airbus Defence and Space)

鉄道輸送中のSentinel-3B (ESA–S. Corvaja) # 車両限界/建築限界??

どちらも大きいものですから、通常では考えられないような輸送方法になります。

 

BepiColombo:

Spacecraft: ESA/ATG medialab; Mercury: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington

手前がMPO、向こう側がMMO(ESA/ATG medialab)

下からMTM(輸送船)、MPO、日除け兼インターフェース、MMO (ESA/ATG medialab)

 

2018年秋に打ち上げを予定しているESA/JAXA共同の水星探査機です。

軌道の異なる2つの軌道船(MPO/MMO)を水星に送り込みます。

このうちMPOはESAが主体、MMOはJAXAが主体の製造/運用となっており、

今回は、製造が完了したモジュールを、打ち上げ予定地の仏領ギアナに向けて

輸送を開始した、という段階になります。

 

JAXAが公開しているスケジュールだと、2025年末には水星に到達する予定です。

 

Sentinel-3B:

吊り上げを開始するSentinel-3B 保護カバーがかけられています (ESA–S. Corvaja)

最上部で組み付け中のSentinel-3B カバーにはロシア語が・・・ (ESA–S. Corvaja)

 

こちらは「Cal Fire 2017 続報」や「Cal Fire 2017 L.A. :山林火災」などで山林火災の

上空からの撮影画像を紹介したCopernicus Sentinelシリーズの最新機です。

2018/04/25にロシアのプレセツクからの打ち上げ予定で、既に準備が進行中です。

(追記)

打ち上げ成功のアナウンスが出されるのに併せて、打ち上げ時の動画が公開されました。

SEVENTH SENTINEL SATELLITE LAUNCHED FOR COPERNICUS」(ESA)

Sentinel-3B liftoff replay」(YouTube) European Space Agency, ESA channel

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(NASA関連)

TESS/SpaceX Falcon9:

太陽系外惑星探す衛星「TESS」打ち上げ成功 NASA」(AFPBB)

TESS Exoplanet Mission」(NASA)

TESS MISSION」(SpaceX)

(SpaceX Falcon9)

予定より2日延期された後に打ち上げられ、YouTube SpaceX channelNASA TVでの

リアルタイムの動画配信も行われました。いつもの様に、1段目が沖合に用意された

USV(無人洋上プラットフォーム)に帰着するまでは、2画面並行で中継されていました。

NASAの概要説明図 1枚に概要全部をまとめるのは大変そうです。

 

4台のカメラにより広域を同時に観測し、太陽系外惑星探索の効率向上をねらっています。

日本語(?)では「トランジット系外惑星探索衛星」と言います。

 

いままでの探索は「Kepler-90i/Kepler-80g :AIで惑星を見つける」の様にKepler

(ほぼはくちょう座方向に限られた)データの後追い解析を行っていました。また、

TRAPPIST-1/1d:水の惑星?」に書いている様に、KeplerSpitzer、ともに運用が

難しくなっていますので、今回は性能を上げつつ機能を代替するチャンスになります。

 

そして、(冷却できないために感度を上げられないSpitzerの後継機は・・・

 

James Webb Observatory:

Combined Optics, Science Instruments of NASA’s James Webb Space Telescope Arrive in California」(NASA) 2018/02/06

NASA’s James Webb Observatory Prepares for Additional Testing」(NASA) 2018/03/13

C-5 ギャラクシー のカーゴ・ベイと、巨大な専用コンテナ (NASA/Chris Gunn)

 

2020年05月に打ち上げを予定しているジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、

追加テストのために移送されたときの写真です。

 

(以上)