何かで読んだ「性弱説」という言葉が
自分の中に残っています。

「性善説」でも「性悪説」でもなく
「性弱説」。

あまり覚えていないのですが、確か
・ 人は元々「善い」でも「悪い」でもなく「弱い」もの
・ その「弱さ」につけ込まれることで、色々なことが引き起こされる
といった内容で、
なるほどなーと思いながら
読み進めた記憶があります。

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この「性弱説」のいいところは、
自分を律しやすくなるところ。

「性善説」と「性悪説」、
どちらの場合も
善や悪は人が決めるものとならざるを得ないため
自らの改善余地が少なくなってしまう。

しかし「性弱説」、
つまり「人は弱いもの」だと思えば
やりようがある。

弱ければ、鍛えればいいし
弱いからこそ、支え合おうと思う。

弱いからこそ
自分に対するコミットメントで自分を追い込んだ上で
結果を出そうとする。

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そう考えると、
「性善説」「性悪説」と「性弱説」は
時と場合、対象によって
使い分ければいいのかもしれません。

例えば
若い人を伸ばしたい時は、「性善説」で。
失敗が許されないことに対応する時は、「性悪説」で。
自分を振り返りセルフマネジメントしようとする時は、「性弱説」で。

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「性弱説」が僕の中で腑に落ちたのは、
きっと僕自身が弱い人間だから。

例えば、このブログ。
「水曜日の朝7時に毎週更新する」と
最初に宣言して始めましたが、
途中ツライことが何回もありました。。

でも何とかこの3年間
1度もサボることなく毎週更新できたのは、
たぶん自分で決めたコミットメントだったから。

人からちゃんとやるよう言われると
「今やろうと思ってたのにー」と
やる気が落ちてしまう僕のようなタイプには、
コミットメントのような
自分で自分を追い込むやり方の方が
効くようです^^;
テレコムスクエアの経営理念である『TSWay』に
「ベンチャースピリットを胸に抱き、新たな価値を世の中に提供します」
という一文があります。

ベンチャーというと
”行け行けドンドン”的イメージが強い。

でも僕は、ただ急成長を目指すのではなく
「潜在ニーズを発見」し「それに合った商品を提供」することで
『新たな市場(マーケット)を創造する』ことが
ベンチャーの使命
だと思っています。

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何か大掛かりで大変なことのように聞こえる
「市場を創造する」こと。

僕のイメージは、まず
世の中の「あったらいいな」「できたらいいな」を
素直に受け止めてみること。

次に、本気でその実現可能性を検討してみること。

すると・・・・・・・・・・・・!!


「タラララッタラー!」と
ドラえもんが現れて
ポケットから何かを出してくれるようなイメージです。
(伝わるかなあf^_^;)


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市場を創造する際、サービス業の場合は
「何かを発明する力」よりも
「課題に気づく力」の方が重要。

他の人が気にも留めなかったり
そんなのは当然だと見過ごしがちなものに反応する
センサーを持ち、
そのセンサーに反応した物事に対して
「きっとニーズはあるはず」「必ずもっとよくなるはず」と
思い込みに近い確信を持って取り組んでいくと、
結構な頻度・確率で
おもしろい事業が生まれてくるような気がします。

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僕達は常日頃、易きに流れがち。

何かと言い訳を見つけて
それを正当化しながら暮らしている気がする。

遅刻した時、ついつい食べ過ぎた時、
つい浪費しちゃった時 などなど。


そこで、その状態から一歩引いて自分を見つめてみる。
その言い訳を「解決すべき課題」として深掘りしていく。

すると、抜本的な解決策が見つかることがよくあります。


その感覚は、世の中に対しても同じ。

「しょうがないんだ」と
世の中やマーケットが言い訳しながら受け入れていることに対して
一歩引いて見つめながらその問題の本質をつかみ
別のところから解決しようとしていくと、
そこにビジネスチャンスが生まれると思っています。


僕達も、携帯電話のレンタル屋として
通信の持つ可能性を様々な角度から再定義しながら
オリジナルのサービスを作り上げていきたいものです。
先日、人事担当が
僕のところにきました。

新卒の募集広告をチェックした際
「?」とだけ書いた意味を聞きに。

僕が「?」マークをつけたのは、
「業界シェアがダントツに高い」という
キャッチコピーの部分。

たぶん、広告代理店の担当者も
これを押したのでしょうね。
うちの会社の売りを
安定性・堅実性にあると見て。

僕自身、会社の安定性については
以前から人一倍重きを置いているつもりなので
その見立てや内容自体は否定しませんが、
気になったのはその打ち出し方。

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最近主流のネットによる就職活動では、
最初の画面に出るのは
会社名とキャッチコピー程度。

その内容だけで、
いかにクリックさせるかが勝負。

そんな中での我が社のウリは
シェアや規模ではないと思うのです。
たかだか200人の
中小企業なんだし・・・。

それよりアピールしたいのは
『エクセレント(比類なき)ベンチャー』を目指している点。

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今回の広告の目的は、新卒採用。
僕達の仲間となる人達を集めようというもの。

とすると、まず重要なのは
「どんな人に仲間になってもらいたいか」。

僕は、
我が社の経営理念“TSWay”を共に実現したいと
本気で思ってくれる人がいい。

一緒に「ベンチャースピリットを胸に抱き、新たな価値を世の中に提供」しようとする人。
「誇りの持てる仕事を通して働く喜びを実現」しようとする人。

そういう人達に
テレコムスクエアの将来の一端を担ってもらいたい。

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一般的な新卒採用においての定石は
「応募者を集めるだけ集める」ことなのかも知れない。
母集団にある程度の人数を確保できれば
少ない人数から選ぶよりも
いい人材を採用できるという確率論的要素もあるし。

そう考えると、今のご時世もあり
「安定性」を打ち出すキャッチコピーは
きっと正攻法。

でも、「安定しているから」と
テレコムスクエアを選ぶ人より
「色々チャレンジできる、おもしろそう!」と
思ってくれる人に来て欲しい。

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また、「どんな会社に入りたいか?」という
応募者側の選考基準も
各自の持つ価値観で変わってくるはず。

だから、選ぶ基準や基準毎の比率も
1人1人違っていいはず。

一般的に重視されがちな
「安定性」や「知名度」以外の基準を
重視している人もいるはずだし、
そんな人が
うちの会社に合いそうな気もするし。


応募者の皆さんにはぜひ
会社と僕達を
厳しい目で吟味して欲しい。

お互いに、自分の課題や弱点も伝え合いながら
理解を深めていくべきだと思うのですp(^-^)q

今週に入り、

福島原発の2・3号機もメルトダウンしていた可能性を

東京電力が認めたという報道がなされています。


その中で僕が特に気になったのは、

水位計の故障に関するくだり。


「水位計が故障していたために

正しい予測が行えなかった」と

水位計の故障を想定外のように言っていましたが

ホントかなーと思っています(・ε・)


うちの会社にも
携帯電話をチェックするテスターがあります。

計測機械は、本来

誤差が生じることが想定されていて

それを定期的に調整する

カリブレーションのフローがあるはず。


そもそも
あれだけの事故だったのだから
故障の可能性は
水位計に対しても十分に想定しておくべきでしょう。


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以前ブログにも書きましたが、

「自分の物差し」を持つことは

本当の意味で自立するためにとても大切。

過去ブログ「自分のものさし」


その上で、
物差しの定期的チェックも、とても大切。


会社経営においても

色んな数値をチェックしつつ

そのメーターそのものに狂いが出てきていないかを

定期的に見直す必要があります。


マーケット環境の変化に応じた

随時の見直しも必要。



また、物差しの見直しに際しては

他業界も参考にする。

例えば、僕達の場合はレンタカー業界を

参考にしたりして。


自社・自業界のやり方にとらわれずに

様々なずれを数値でチェックするということが

危機管理上とても重要だと思います。


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ただ、個人的な趣味・好みについては
世の中とのずれがあっても
それをなくそうとする必要はないですよね。


一人一人持っているのは異なる物差し、
「あばたもえくぼ」だし
自分の物差しにあっていれば
それで十分^^/

ビジネスにおいては、

正しいことが勝つとは限らない。


「勝ったものが正しい」という言われ方をすることもあるけど
それはそれで違うように感じます。

そもそも、ビジネスにおいて「勝つ」とはどういうこと?
どうなったら「勝ち」なんだろう?

自社商品が大ヒットして莫大な利益を上げたら
「勝ち」かな。

でも会社がその後倒産したら

トータルでは勝ち?負け?


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経営においては終わりがないので
「勝つ」ことよりも「勝ち続ける」ことが重要だし、
その方が難易度も高い。


それは、1回勝ったからといって
勝ち続けられるとは限らないから。
大ヒットした商品も
時間が経つにつれて陳腐化してきて

そのままで永遠に売れ続けることは、まずないから。

そう考えると

”勝利の方程式”は常に変化する」

といえますね。


例えば「二八の法則」に対して
「ロングテール理論」が出てきたように、

今の勝ち方が
この先も絶対のものではない可能性がある。


となると、今は絶対のように感じる
「勝ち方」や「正解」「常識」「セオリー」も
時々は一歩引いて
客観的に検証してみた方がいいのでしょう。


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最近、よく世間で取り上げられる牛丼戦争。



一昔前はY野家さんが勝ち組で、
その牛丼に対するこだわりは成功の方程式でした。


ところがいつの頃からか
牛丼屋さんもファストフードにカテゴライズされるようになり、
顧客のニーズも変わってきました。


うまくて早くて安ければ、
牛丼にキムチが載っていたり

マヨネーズがかかっていたりするような
正統派牛丼でないものも、
どこの国の肉であっても、
消費者は受け入れるようになりました。


さらには、カレーやまぐろ丼など
もはや「牛丼」でなくてもよくなっている。


この例からも、環境の様々な変化により
売り手側のこだわりが
買い手側に届きにくくなっていることを感じます。


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では最初に戻って、「会社における「勝つ」ってなんだろう?」


・・・この問いに対して浮かんだ答えは、
「過去の自社と比べて、今が少しでもよくなっていること」
「環境変化に対応し、より高い価値を生み続けていること」。


これを実現できている限りは
うまくいっていることになるのかなーと思っています^^


~以前のブログで触れた

「成功は、結果ではなく『プロセスそのもの』」

というくだりにも重なるところですね

参考:過去ブログ「成功」