てくむせのブログ
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なるべくシンプルに考えますよ。

 

障害を生きることは、苦しい。

 

つまりPassion(受難)です。

 

passionにcom(共に)がくっつくと、compassion(思いやり)になるけれど、

 

「共に苦しむ」ということです。

 

シンプルに言って、

 

支援をしていて苦しいのは当たり前。

 

支援していて苦しいのは、ちゃんと支援しているということ。

 

共に苦しんでいるのだから。

 

それでも、にっこりしていられたら大したもんです。

エフィカシーとは自己能力の自己評価のことで、

 

エフィカシーが高ければ高いほどいいのだけど、

 

うぬぼれとか、てんぐになることとは違う。

 

人は脳内に自分の模型も持っている。

 

その模型が、実物の自分と違っていたら

 

問題なわけで、もし、模型と実物に違いが出たら

 

脳は、なんと、模型に実物を合わせようと頑張る。

 

ここがポイントで、脳内の自分模型を、

 

それはもう最高にステキな模型にすることができたら

 

脳は勝手に実物を変えるってこと。

 

じゃあ、どうやって?

 

それは、ゴール設定とエフィカシーを上げること。

 

そのためには?

 

高いゴールを達成している自分、その能力がある自分を

 

心の底から確信すること。

 

コーチはそのお手伝いをする人です。

 

 視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の5感の話から入ります。

 

例えば、リンゴが目の前にあったとして、そのリンゴの赤い色を見て、

 

すべすべした表面を感じて、甘酸っぱいあじを味わったとします。

 

ですが、どれもリンゴの真の姿ではありません。

 

 色は、光を電気信号に変えたものを、脳で組み立てたもの。

 

 感触は、皮膚等に対する刺激を電気信号に変えて、脳で組み立てたもの。

 

 味覚も同様ですね。

 

つまり、私たちが認識している世界は、私たちの五感から入力された情報をもとに

 

脳で作り出した世界の模型です。

 

 その世界の模型を作る際の材料である情報は、入力さえた全情報を使うわけではなく

 

大半は捨てます。(自閉症のある人の中には、それができない人がいる。)

 

捨てないと脳へのエネルギー供給が追いつきません。

 

そのことで、目の前にあっても見えない、感じない、気づけないといった認知的な盲点ができます。

 

要点は自分の重要度が低い情報は捨てられるということ。

 

 だから、ゴール設定が先、そこへの方法は後なのです。

 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」で主人公のジョバンニが持っていた、

 

銀河の果て天上まで行ける切符。ぜったいに手放してはいけない。と

 

忠告されるその切符は、作中ではジョバンニのゴールのことでした。

 

切符があるからゴールへ行けるのではなく、

 

設定したゴールにより、切符を手にする。

 

 コーチングでは、ゴールが先、方法は後。と捉えます。

 

 

チャレンジについて、いい逸話があるので紹介しましょう。

 

小野道風(おののみちかぜ・どうふう 平安時代の書道の名人)が、

 

庭で柳の枝葉に飛びつこうと何度も何度もジャンプしている

 

カエルをみつけました。

 

しかし、どう見てもカエルのジャンプ力では枝葉に届きそうに

 

ないので、「カエルはバカだなぁ、絶対に届くわけがないのに、

 

それをわからずに無駄な努力をして。」と思いましたが、

 

自分も志半ば、それを果たせず挫折感に悩みながら

 

日々を過ごしていたので、カエルが不憫に思えてきました。

 

しばらく眺めていると、突然、強風が吹いて柳の枝葉が

 

垂れ下がり、首尾よくカエルは柳の枝葉に飛びつくことが

 

できたのでした!

 

 

 この話は、自分の経験や知識で、自分の限界を

 

決めることへの戒めと損得勘定(できそうならやる、

 

難しいようならやらない。)への警句です。

 

人間は動物なので、動いて生きていく必要があるし、

 

自然で健康的です。

 

チャレンジとは動いていくこと。

 

チャレンジは、チャレンジ自体に価値があり、

 

結果は自分が限界を決めなければ自然と

 

開けていくようになっています。